https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230308/1070020256.html
2023年3月8日(水)、NHK水戸放送局で、moymoの取材が報道されました。
以下にWebサイトの記事を引用します。
ことしの春闘では賃上げの実現が焦点となる中、茨城県ひたちなか市のアパレル企業では新たに立ち上げた地元特産の「干しいも」の製造・販売事業によって利益を確保し、最大5%の賃上げを行う方針です。
ひたちなか市に本社を置くアパレル企業は社員の数がおよそ110人で、関東や東北などの商業施設内の20余りの店舗で婦人服を販売しています。
この会社では、本社があるひたちなか市で大手企業の工場進出が相次いでいることや、茨城県が新たに工業団地を開発することから、今後は人材の獲得競争が厳しくなると見込み、ことし6月から最大で5%の賃上げに踏み切る方針です。
一方で綿やウールといった海外から調達している原材料の価格高騰で、利益は減少しています。
このため会社では、賃上げ実現のための利益の確保に向けて、去年12月から茨城特産の「干しいも」の製造・販売に乗り出しました。
およそ1億円をかけて工場や保管庫を整備し、さつまいもの栽培から干しいも作りまで、ふだんは経理やバイヤーなどとして働いている社員たちが行います。アパレル企業として、デザイン性にもこだわったということです。
売り上げ全体のうち干しいも事業が占める割合はまだ少ないということですが、会社ではことし1月にさつまいもの栽培面積をおよそ10倍に拡大し、将来的には本業のアパレルと同じくらいの売り上げを目指すことにしています。さらに会社では、本業のアパレル事業でもコスト削減に取り組んでいて、これらで確保した利益を賃上げに充てていく方針です。
アパレル企業「フクダ」の福田勝也社長は、「さつまいもの事業が2本目の柱になるよう成長スピードをあげていく」と話していました。
引用元:
https://www3.nhk.or.jp/lnews/mito/20230308/1070020256.html